5日目はエフェス遺跡観光の後、翌日のパムッカレ観光に備えてデニズリへ向う予定です。オトガルでデニズリ行のバスチケットを購入してからエフェスを観光することにしました。

ホテルの朝食


トルコの野菜やフルーツは色が濃いような気がします。チーズやお肉もおいしいし、パンも柔らかくてチャイ(紅茶)にいたっては絶賛ドハマり中。旅行中はいつも食べ物の心配がありますが(口に合うかどうか問題)、トルコ料理は外れなく美味しかったです。(写真は料理というより食材そのもの。。)
セルチュクからエフェス遺跡へ
オトガルでセルチュクからデニズリ行のバスチケットを購入
ホテルから徒歩10分もかからずオトガル(バスターミナル)に到着しました。各バス会社が軒を連ねており、この通路を突き当たりまで進むとエフェス行のドルムシュ(ミニバス)乗り場があります。
セルチュクの出発時間を確定させてから観光したいので、下記写真に写っている「AKDENIZ」でデニズリ行のバスチケット購入します。

セルチュクからデニズリまでの料金は200TLで、15:30発。下記の紙を発行してくれるので、大事にしまっておきます。

エフェス遺跡行のドルムシュに乗る
そのまま通路を奥まで進むと、エフェス行のドルムシュ乗り場が見えてきます。
水色のドルムシュの前で机を広げているおじいさんに15TLを支払い、乗客がそろうまで後ろのベンチで待ちます。ほかの観光客もぽつぽつ集まり、体感10分ほどで発車となりました。
車内は御覧の通りですが、車としての機能は果たしているのでよし。せっかちなのかドアが閉まる前に発車したのでしばらくはドアが開きっぱなしで走行してました。運転の荒い国…


エフェス遺跡
10分ほどでエフェス遺跡の北側の入り口に到着しました。遺跡への入り口は南側にもあるようです。駐車場からゲートまではレストランやお土産屋が立ち並んでいました。

ゲートで入場料700TLを支払い入場します。遺跡内は2時間程度歩く予定なので、トイレはここで済ませてしまった方が良いかもしれません。(ミュージアムショップの真向かいにあります。)
少し進むといきなり目玉の大劇場がお目見えしますが、いったんスルーし最後に取っておきます。大劇場の手前の道を奥に進んでいきます。

遺跡内のいたるところに碑文が書かれた石が散見されます。装飾された石もたくさん配置されており、当時の人はこれを掘るのに一体どれだけの時間がかかったのだろうかと思いを馳せます。


商業アゴラと呼ばれる商取引が行われていたとされる区域を通過します。

バドリアヌス神殿
メインストリートとなるクレテス通りを歩くと右手側に有名なケルスス図書館が見えますが、こちらも一旦スルーして先に奥から攻めていきます。左手側に「ハドリアヌス神殿」が見えてきます。

ツアーの団体客がたくさんいたので、シャッターチャンスは少なめ。
そのまま南側ゲートの方面に進みます。

柱がギリシャ系の神殿を彷彿とさせます。
オデオン
小さな音楽劇場です。1500人ほどの収容キャパで、コンサートや劇が上演されていたようです。

勝利の女神ニケ(NIKE)のレリーフ
ヘラクレス門付近で見逃せないのが、勝利の女神「ニケ」のレリーフ。NIKEの由来とされているレリーフですね。確かにナイキのマークに見えなくもないかな。

私が発見したときは周りに人がいなかったので、堂々と触れることが出来ました。発見という言い方になってしまうのも、大々的に表示があるわけではなく、また見逃しやすい場所にありますので訪れる際は要注意です。
このままクレテス通りを図書館方面に戻ります。

ケルスス図書館
エフェスと言えば、「ケルスス図書館」「大劇場」「勝利の女神ニケ」ではないでしょうか。図書館手前に設置された碑文が良い雰囲気を醸し出していて最高です。

近くまで寄ってみます。とても豪奢で立派な外観です。

門をくぐり図書館内部に入ることが可能です。12,000冊の蔵書を誇ったとされていますが、今は蔵書は失われてしまったようです。

北側ゲートへ戻ります。
大劇場
最後の見どころは大劇場、先ほどのオデオンとは比べ物にならない大きさでした。円形劇場は音響効果が抜群らしいです。
最上段まで登ってみましたが、意外と劇場の人の動きが良く見えました。

遺跡内は猫だらけ
建物の上に猫、道端に猫、石像の足元に猫、草影に猫…とにかく猫まみれでした。

エフェスは流し見で2時間ほどの滞在だったので、説明文をじっくり読んで回りたい人はもう少し時間をとっても良いかもしれません。
駐車場にセルチュク行のシャトルバスが往来しているので、乗り込むときにまた15TL支払ってオトガルに戻ります。
昼食
オトガルから10分ほど歩いたところにあるターキッシュピザ屋に入店しました。目の前で生地を焼いていくスタイル。写真撮影も快くOKしてくれました。


観光客が各国の通貨を寄贈しているようだったので、フレーム左端に50円玉を寄贈。日本の足跡を残します。

生地は薄くカリカリで美味しかったです。でも1人1枚は結構量が多かった…。女性2人で食べるのであれば、1枚をシェアで良さそうです。サラダ付きで235TL。
セルチュクからデニズリへ、そしてそのままパムッカレまで移動
デニズリへ移動
先ほどのオトガルに戻り、15:30発デニズリ行のバスに搭乗します。デニズリには18:30頃到着しました。

デニズリからパムッカレ
デニズリのバスターミナルにはバス会社のブースが軒を連ねています。ミニバス(ドルムシュ)は地下に乗降場があるので、エスカレーターで降りていきます。
このドルムシュは観光だけでなく生活にも馴染んでいるようで、色々な家?の付近に寄り道しながら30分ほどは乗っていたと思います。パムッカレにつくと運転手が「パムッカレ」と叫ぶので、聞き逃さないよう要注意です。
SUNRISE AYA HOTEL に宿泊(パムッカレ)
パムッカレの宿は「SUNRISE AYA HOTEL」です。
こちらは日本人の女性が経営していることと、素泊まり1泊1部屋800TL(≒4,400円 2023年11月)、一人当たり200TLという破格の安さが決め手で前日に予約しました。パムッカレの石灰棚入口まで徒歩1分の好立地です。

まだ夕飯を食べていないので街を散策しましたが、21時を過ぎて疲れていたのもあり「A101」というスーパーでカップ麺や明日の朝用のパンを買って帰りました。お湯はオーナーのAYAさんに頼めば持ってきてくれるとのことで、大変ありがたい。

AYAさんが美味しそうにEFESビールを飲んでいるのを見てつい注文。旅行先でのこういう晩御飯も好きです。
6日目に続きます。

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